横浜港南本牧ふ頭MC4コンテナターミナルは、令和2年7月末に岸壁及びヤードの整備が概ね完了し、本年8月7日より暫定供用を開始します。
横浜港は年間約8千万トンの外貿貨物、約300万TEU(※)のコンテナを取り扱う国内有数の港であり、私たちの暮らしを支えています。
横浜港の主力ふ頭の一つである南本牧ふ頭では、コンテナ船の大型化や船社間の連携による航路の再編など情勢が変化する中、大型船の入港や増加する貨物に対応するため、我が国最大唯一となる水深18mの耐震強化岸壁を備えたコンテナターミナルの整備を進めてまいりました。
この度、MC4が運用を開始することで、MC3・4は水深18m、延長900m連続バースとして世界最大級のコンテナ船に対応できる国内最大水深を有する高規格コンテナターミナルとなります。
さらに、MC1~4のすべてのターミナルの一体利用が可能となります。
多方面の航路の船舶が船型やスケジュール等に応じて、施設全体を柔軟に利用できる画期的な運用が実現でき、高規格な施設能力を最大限に発揮できることとなります。
なお、管理棟等を含む全体施設の供用開始は、令和3年春頃を予定しています。
(※)TEU・・・20フィート(コンテナの長さ)換算のコンテナ取扱個数の単位。20フィートコンテナ1個を1TEUとして計算
記者発表資料