取組内容

環境にやさしい港への取組

横浜港では、国際港湾協会のWPSP(World Ports Sustainable Program)によるESIスコアが30以上の外航船、またはグリーンアワード財団(Green Award Foundation)の認証を取得している外航船に対して、入港料を減免する取り組みを行っています。 詳細はこちらをご覧ください。 (横浜市記者発表資料「環境に配慮した船舶に対するインセンティブ制度を始めます」)

また、横浜港・川崎港では、既存ターミナルや今後整備するターミナルについて、荷役機械のハイブリッド化や電化のサポート、再生可能エネルギーの活用、LED照明の導入などにより環境にやさしい港づくりを進めていきます。 国内コンテナ輸送においても、内航船、はしけ、鉄道などを活用したグリーン物流へのモーダルシフトを推進しており、CO2排出量の削減に加え、首都圏や港湾エリアの道路混雑の軽減を図っています。

LNG燃料供給拠点の形成について

 

 住友商事株式会社、上野トランステック株式会社、株式会社日本政策投資銀行および当社の4社で、東京湾での船舶向けの液化天然ガス(以下「LNG」という。)燃料供給事業を実施すべく、合弁会社として「エコバンカーシッピング株式会社」を運営しています。

 エコバンカーシッピング社は、LNG燃料供給事業を行うにあたり、2018 年 5 月に国土交通省港湾局所管の「港湾機能高度化施設整備事業」へ申請し、6 月に採択されました。今回新たに設立した「エコバンカーシッピング株式会社」は、国土交通省の支援のもと、LNG燃料供給船の建造・管理運営を行っています。

 現在主な船舶燃料として使用されている重油に比べて、LNGは環境負荷が低いことから、より将来性のある船舶燃料と位置づけられています。(硫黄酸化物(SOx)約 100%、窒素酸化物(NOx)約 85%、二酸化炭素(CO2)約 25%の削減が見込めます。)エコバンカーシッピング社については、こちらをご覧ください。