国内最大級大水深コンテナターミナル南本牧ふ頭の借受者について

 本年夏頃のMC-4ターミナルの整備完了を以て、南本牧ふ頭は、MC-1からMC-4まで、岸壁総延長1600m、水深16mから18mと、国内屈指の大水深・高規格コンテナターミナル群が供用となります。
 横浜港におけるコンテナターミナルの中核施設として、高規格の施設能力を最大限に引き出すことを目的に、MC-3とMC-4を一体で貸し付けるべく公募を行い、厳正な審査の結果、A.P.Moller-Maersk A/Sを借受者として選定いたしました。
 さらに、A.P.Moller-Maersk A/Sと株式会社商船三井(本牧ふ頭D-5ターミナル)、川崎汽船株式会社(大黒ふ頭C-4ターミナル)から同ふ頭MC-2ターミナルの共同借受けの意向が示されました。
 これらを踏まえ、当社は、大水深岸壁MC-1~MC-4の一体利用を行いつつ、南本牧ふ頭の今後の供用を以下のとおりとすることに決定いたしました。これにより、南本牧ふ頭の施設の相互融通、超大型コンテナ船が投入される基幹航路をはじめとした多方面の航路が寄港可能な柔軟かつ一体的な利用が可能となります。
南本牧ふ頭における借受者

 なお、株式会社商船三井および川崎汽船株式会社は、調整が整い次第、現在借受中の本牧ふ頭D-5ターミナルと大黒ふ頭C-4ターミナルから順次移転する予定であります。
南本牧ふ頭全景(令和2年2月時点)

【参考】記者発表資料