熊執行役員、国際海事機関(IMO)で港湾業界に対する国際規制に関するパネルディスカッションに参加

2019年9月9日(月)午前、国際海事機関 (IMO)本部で、IMOとハチソンポーツ(Hutchinson ports)の共催によるパネルディスカッション「港湾業界に対する国際規制の必要性について」が行われ、弊社熊執行役員がパネリストとして招待されました。
このイベントは、London International Shipping Week(LISW2019)のキックオフイベントの一環として、初日の午前中に開催されたものです。
熊執行役員は、港湾における国際規制、特に環境問題における海運業界に対する国際規制のようにその必要性を論じる前に、まずは港湾特有の地域的独自性を十分理解した上で、国際基準形成の妨げになる問題と、その国際基準策定の目的を明確にする必要があると主張しました。
その上で、関係各港だけでなく全てのステークホルダーを巻き込んで、問題の共有並びに対話・議論をしっかりと交わすことも不可欠であるとし、それらの努力の結果得られる解決案は、規制と同様に有効性があるとしました。また、最終的に国際規制を導入することになっても、慎重に取り組むべきだと指摘した上で、他の参加者と意見交換をしました。
さらに、このパネルの議論は港湾業界における多様性問題にも及び、女性進出を促進する必要性について認識が一致しました。
【ご参考】IMOによる発表記事(英語のみ)http://www.imo.org/en/MediaCentre/WhatsNew/Pages/default.aspx

(写真)左から、国際海運会議所 (ICS) 事務局長ガイ・プラッテン氏、IAPH 政策戦略担当MDパトリック・ウァンフォーへン氏、欧州港湾運営者組合(FEPORT)事務局長ラミア・ケルジョーディ−ベルカイド氏、IMO法務担当部長のフレデリック・J・ケニー・Jr氏、弊社熊執行役員、ハチソンポーツ専属首席弁護士ダイアナ・ホイットニー氏、セットフォード弁護士事務所のコンサルタント兼弁護士アンドリュー・ヒグス氏
詳細は添付記者発表資料をご覧ください。
記者発表資料