LNGバンカリング事業者の安全操業を重視したガイドラインの無料公開について

国際港湾協会(IAPH)の地球温暖化への取り組みであるWPSP(World Port Sustainability Program)の枠組みの中で設置された「LNG燃料部会」は、港湾管理者の視点から、LNGバンカリング事業者の安全操業を確実にするためのガイドライン(通称Audit Tool)を定め、この度ホームページで無料公開する運びとなりました。
【公開先リンク】http://lngbunkering.org/lng/content/audit-tool (英語のみ)
今回のガイドライン策定は、2020年に実施される船舶燃料の硫黄分規制の強化に対応した、業界共通の規則作りとして世界初の試みであり、当社はアジアからの唯一の参加団体として参画してまいりました。

本ガイドラインは、港湾管理者にとって業者に対する安全管理を行う監査ツールであり、LNGバンカリングに参入する業者にとっても重要な参考となります。
さらに、7月にブレーメンで開かれた「LNG燃料部会」の会議では、次世代船舶燃料の検討を念頭に、部会名称を「次世代船舶燃料部会(CMF : Clean Marine Fuels)」へ変更することとし、メタノールや水素燃料など、将来性のある船舶燃料の検討を進めることが決まりました。
当社は国際協力を重視しながら、引き続き環境対策へ積極的に取り組む所存です。
【参考】LNG燃料部会について(英語のみ)http://lngbunkering.org/lng/about-us
詳細は以下記者発表資料をご確認ください。
記者発表資料